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楽天証券でNISA口座を開いて楽天カードで積み立てると、積み立てた金額の一部がポイントとして戻ってきます。月10万円積み立てた場合、年間で最大12,000ポイント。開設費・維持費はかからず、積み立てをしているだけで自動的に得られる還元です。
銀行に預けっぱなしにしている資金があるなら、この仕組みを把握しておく価値はあるでしょう。
楽天カード積立で受け取れるポイント ── カード別の実数字
ポイントの還元率は保有する楽天カードの種類と、積み立てるファンドの信託報酬水準によって決まります。
代行手数料(信託報酬の一部)が年率0.4%以上のファンドに積み立てる場合、楽天カード(一般)・ゴールドカード・プレミアムカードいずれも1%のポイント還元になります。インデックスファンドの中にはこの基準を満たすものも多い。
代行手数料が年率0.4%未満のファンド(超低コストのインデックス型など)では、楽天カード(一般)・ゴールドカードは0.5%に下がります。楽天プレミアムカードは0.4%未満でも1%を維持します(楽天証券公式サイト、2026年2月時点)。
月10万円積み立て・1%還元の前提で試算すると、年間で手元に戻るポイントは12,000ポイント。1ポイント=1円相当で楽天市場の買い物や、楽天証券での追加投資に使えます。
NISAの非課税運用 ── 運用益への税金がゼロになる
通常の課税口座では、投資信託の値上がり益や分配金に約20.315%の税金がかかります。NISA口座を使うと、この税金がかかりません。
たとえば100万円を積み立てて50万円の運用益が出た場合、課税口座なら約10万円が税金で引かれます。NISA口座ならその10万円がそのまま手元に残ります。運用期間が長くなるほど、この差はより大きくなるでしょう。
楽天証券のNISA口座では、つみたて投資枠(年間120万円)と成長投資枠(年間240万円)の両方を使えます。合計年間360万円まで非課税で運用できます。楽天カードの積立上限は月10万円なので、つみたて投資枠の年間上限120万円をカード積立でちょうど埋められる計算。
楽天ポイントをそのまま投資に使える
楽天証券では楽天ポイントで投資信託を購入できます。楽天市場や楽天カードで貯まったポイントを運用に回せるため、実質的に現金を追加せずに投資枠を活用できる場面があります。
ポイント投資で得た利益も、NISA口座内なら非課税。すでに楽天サービスを使っている人にとって、ポイントの使い道として選択肢に入れやすいです。
他サービスとの比較
| 比較項目 | 楽天証券(NISA) | 大手ネット証券A | 銀行普通預金 |
|---|---|---|---|
| NISA対応 | あり(つみたて+成長) | あり(つみたて+成長) | なし |
| カード積立ポイント還元 | 最大1%(条件あり) | 最大0.5〜1%(カード・条件による) | なし |
| 口座開設費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 口座維持費 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 非課税運用 | あり(NISA枠内) | あり(NISA枠内) | なし(利息に約20%課税) |
| ポイント投資 | 楽天ポイントで可能 | 独自ポイントで可能(条件あり) | なし |
楽天証券の特徴は、楽天カードと楽天ポイントという既存サービスと積み立てが直接連携している点にあります。すでに楽天経済圏を使っている場合、新たなサービスを増やさずにポイント還元を積み立てに組み込めるでしょう。
積立シミュレーション:月3万円・5万円・10万円の場合
楽天カード(一般)での積立・代行手数料0.4%以上のファンドを選んだ場合(還元率1%)、年間で受け取れるポイントは以下のとおりです。
| 月の積立額 | 年間積立額 | 年間獲得ポイント(1%還元) |
|---|---|---|
| 月3万円 | 36万円 | 3,600ポイント |
| 月5万円 | 60万円 | 6,000ポイント |
| 月10万円 | 120万円 | 12,000ポイント |
計算式は「積立額×還元率」。月10万円×12ヶ月×1%=12,000ポイントとなります(楽天証券公式の還元率を根拠とした試算)。
ポイント還元は投資の運用成績とは無関係に付与されます。積み立てた資産の価格が下がっても、積立額に応じたポイント付与は変わりません。
投資信託は価格変動リスクがあり、元本を下回る可能性があります。将来の運用成果を保証するものではありません。
口座開設の流れ
楽天証券のNISA口座は、口座開設と同時に申請できます。手続きはオンラインで完結し、入金・取引は不要です。
- 楽天証券の公式サイトから口座開設申込(15分程度)
- 本人確認書類のアップロード
- 審査通過後、ログインIDが届く
- 楽天カードのクレジット積立設定(毎月の締め切りあり)
積立設定の変更締め切りは月ごとに設定されているため、翌月から積み立てを始めたい場合は早めに設定しておくとよいでしょう。
まとめ
楽天カードを使っているなら、楽天証券でNISA口座を開いてカード積立を設定するだけで、毎年数千から1万ポイント単位の還元を受け取りながら非課税で資産運用ができます。口座開設・維持ともに無料で、積み立て設定後は特別な操作は不要です。
銀行の普通預金金利が低水準で推移している中、NISAの非課税枠とカード還元を組み合わせることで、同じ積立金額でも手元に残る資産を増やせる可能性があるでしょう。